ナイジェリアの近代歴史

ナイジェリアの独立時、同国は「北部州」、「西部州」、「東部州」の3つに分割された連邦国家でしたが、1963年西部州から「中西部州」が分かれ、4州で対立構造が出来上がってしまいました。1967年東部州で内戦勃発時、各地でも大小のクーデターが発生し、国内は混乱を極めました。1999年の大統領選で当選し就任を果たした新大統領のもと国内情勢はようやく落ち着きを取り戻したかに見えます。もともと植民地時代から豊かな石油埋蔵量で知られ、経済は石油に依存するという体質は変わっていません。1968年現地石油法人の国有化で1971年にアフリカ諸国で初となる石油輸出国機構(OPEC)に加入を果たしたものの、その収入は一部政治家を潤すだけで国民への分配がなされなかったため、皮肉にも国民の貧困率は高いまま維持されているという現実は見逃すことができません。