アンゴラの物価が高い理由

アンゴラは内戦の傷跡ともいえる大きな課題を抱える事となってしまいました。戦時中に埋められた数百万個と言われる多数の地雷によって、インフラ整備も思うようにいかない状況が続いています。もう一つの大きな課題が、コンゴ民主共和国の中にあるような、飛び地カビンダ州。ここの分離独立を目指す運動が武装勢力「カビンダ飛び地解放戦線」によって行われており、最近では2010年サッカーW杯で出場予定であったトーゴ代表チームの乗ったバスがその組織により銃撃され、10数人が死傷するという痛ましい事件まで起こしています。そんななか地下資源となる石油やダイヤモンドなどが豊富なことで知られ、産業的には2002年以降毎年GDP10%以上という伸びを達成し決して他アフリカ諸国に引けを取らない経済成長を成し遂げています。ただそれも地下資源に頼るところが大きく、国内一般消費財はほとんどが輸入に頼ると言われています。それもインフラ整備が進んでいないため輸送費も高額となり、そのツケが物価に回ってしまうという悪循環となっているようです。