パイプライン建設が命題の南スーダン

アフリカ随一の国土を誇っていたスーダンから分離・独立を果たした東アフリカの一国「南スーダン(南スーダン共和国)」。アフリカの中で独立が54番目という新興国といっても、現スーダン南部地域として、南北紛争という長い歴史を経て独立した生みの苦しみをどこよりも長く味わってきた国といったほうがいいかもしれません。現スーダンのほとんどがサハラ砂漠で占められているのに対し、同国は熱帯雨林や温湿地帯という野生動物の宝庫と言われるとともに、地下には豊富な油田をもっています。独立前の2005年には自治政府により統治が始まっており、2011年スーダン全土で行われた国民投票で、晴れて「南スーダン」が誕生。既に国連やAU(アフリカ連合)に加盟済みで2013年には日本政府首相との首脳会談が行われ、日本大使館設置も合意され、PKO(国連維持活動)で自衛隊員約350名が同国に派遣されインフラ整備などの維持活動を通し、以前から日本との関りの大きい国でした。